20代は転職市場で最も有利！と言われているけど本当？と疑問を持ったことがある方は多いのではないでしょうか？

また、やっと今の会社に新卒で入って色々と分かってきたタイミングなのにもう転職を考える時期？と困惑する方もいらっしゃると思います。

個人的な意見にはなりますが、経理に特化して10年以上求人紹介をしてきた身として感じることとしては、確かに35歳以下の経理求人は他の年代と比較すると多いです。

しかし、むやみやたらに転職活動をしてもよい結果にはなりません。そのためしっかりとご自身の方向性を定めて転職活動をすることをお勧めします。是非ご参考になさってください。

20代のうちに経理転職をするべき？

いつかするなら早い方が確かにお勧めです。

ただし先にも述べたようにしっかりと経理の仕事を理解し、簿記を学んでから経理って自分に向いているかも！という思いで転職活動をすることをお勧めします。

ぼんやりと転職活動をしていると経理だと思ったら営業事務だった！ということや労務だった…ということは少なくありません。

求人広告では経理だったのに…という事が実は多く存在しています。

なぜそのような現象になってしまうのかというと“その会社では”経理と呼んでいるポジションだから。というシンプルな回答になります。

たとえば、大きい会社では経理も財務も別の部署が担当していることが大半ですが、中小企業では凝縮されて経理財務＝経理ということもざらです。

20代で転職するときには転職が初めての方が多く、転職慣れしている方はほとんどいないと思います。そのため、しっかりと自分自身で経理の仕事を理解することが大切です。

簿記を学ぶと経理の仕事の大半が分かりますがそれだけでは足りないので経理の全体像をまずは理解することをお勧めします

→とんがりカレッジで全体像を把握することもお勧めです！

30代からでも経理への転職は間にあう？

結論、20代も30代前半もさほど求人の数に変化はありません。

ただ、30代半ば～30代後半にかけては未経験の求人は大幅に減少します。

どの職種も当てはまることではありますが、未経験職種につく場合には年齢が若ければ若いほど！という求人が多くなりますので、社会に出て早いうちから方向性を定めることは選択肢を狭めない（業種・規模等々）為にも必要となってきます。

20代では簿記を持っていなくても採用されることもありますが30代での転職の場合には簿記資格は必須です。

もちろん、簿記３級よりも簿記２級を持っている方の方が経理職につきたい！という本気度は伝わりますのでいずれかを取得したうえで転職活動されることをお勧めします。

ただ、簿記１級は実務で即使用するわけではないので急いで取得する必要はありません。

20代でやってきた仕事を転職先で活かせる？

経理職に就くにあたっては前職でどのような仕事をしていたら活かせますか？というご相談をよく受けますが、経理職の場合、実は幅広い経験を活かしていくことが出来ます。

これまでに前職以下のポジションにいた方々が経理職としてどんな活躍をしてきたか、参考までにご紹介していきます。

◆元販売職・元営業職

→現場の苦労が分かっているので現場に寄り添った考え方が出来、現場とのコミュニケーションが活性化し業務効率がUPした。

◆元事務職

→事務処理能力がすでにあるので専門知識の上乗せで短期間で戦力となることが出来る。ファイリング的な基礎部分で能力を活かして業務効率をあげてくれた。

◆元システムエンジニア

→経理でもExcelやクラウドシステムの活用、現在の経理のやり方で非効率だった点をシステム技術（Excel技術）で時短に成功した。

20代で経験したことが今後も活きていく、ということは自分自身の成長とともに過去ももつながっていた、という喜びにもなると思います。

他にも生かせる仕事はたくさんありますので今の職種とはまったく分野が違うから…とあきらめずに経理職に挑戦していただきたいです。

20代で何がやりたいかわからないけど経理に興味がある

20代で就職して今も何がやりたいかわからない状態…という方も多いのではないでしょうか。

まだ今の仕事に適性があるかわからない…という方や最初の就職ですこし向いていない職についてしまった…実はすぐに仕事を辞めてしまって自分に自信がない…という方もいらっしゃると思います。

そのような方におすすめている講座として“とんがりカレッジ”があります。まだ経理につきたいと自信をもって言えるほどではないが挑戦してみたい気持ちがある、もしかしたら向いているのではないか？と思いながらも転職活動する勇気がない。

まずは週２日くらいからゆっくり仕事を初めてみたい、という方が多く参加されています。

筆者は１０数年前にとんがりカレッジに参加しましたが、当初は簿記の資格を持っていただけであとは何をするのかも何も分かっていませんでした。

そのため、とんがりカレッジに参加した時にはこんなに幅広く一体本当にできるのか??と衝撃を受けたことを昨日のことのように思い出します。

まずは経理の流れを知りたい、という方には先に一連の流れを学ばべるとんがりカレッジがお勧めです。