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未経験から経理職へ!面接でよく出る質問への回答、成功への秘訣

2025/02/10

就職活動(就活・転職)

経理職は企業の財務状況を管理する重要なポジションです。

そのため面接では、経理の知識やスキルはもちろん、仕事への意欲や性格面まで、様々な角度から質問が投げかけられます。

この記事では、経理職の面接でよく聞かれる質問について、その意図や回答例をご紹介します。

面接官に好印象を与えられる逆質問の例や、面接成功の秘訣なども解説していきますので、経理への転職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

経理面接でよくある質問と回答例

まずは、経理面接でよくある質問と回答例を4つご紹介します。

なぜ経理の仕事に関心を持ったのですか?

経理職を志望する動機は、面接でも必ず聞かれる質問です。

ここでは、単なる興味だけでなく、具体的な経験や学びへの意欲を含めて答えることが大切です。

例えば「前職で売上管理を担当した際、数字を通じて会社の状況が見えることに興味を持ちました」といった、実体験に基づく理由が適しています。

また「簿記の勉強を始めて、会計の仕組みの面白さに気づきました」といった、自己啓発の姿勢を伝えても良いでしょう。

未経験者の場合、「今は基礎から学んでいる段階ですが、将来は財務分析ができるようなり、御社の〇〇分野に貢献したいです」などと、前向きかつ具体的な意欲を示すことがポイントです。

前職での経験について教えてください。

前職のことも必ず聞かれる質問です。

経理の経験はなくても、前職での経験を経理の仕事に結びつけて説明することが大切です。

例えば、Excelは経理業務で必要不可欠なスキルなので、「VLOOKUPやピボットテーブルを使用したデータ分析の経験があります」などと、具体的なスキルを伝えます。

正確性やダブルチェックの重要性を意識して仕事をしてきた経験も、経理職に通じる強みとしてアピールできるでしょう。

「在庫管理で誤差を最小限に抑えるため、独自のチェックリストを作成しました」といった具体例があると、より説得力が増します。

経理業務に必要なスキルとは何だと思いますか?

この質問には、経理職への理解度や自身の強みを確認する意図があります。

回答例としては、以下のようなスキルと理由が挙げられます。

正確性と緻密さ:数字を扱う仕事なので、ミスは許されません。ダブルチェックの習慣や確認体制が重要だと認識しております。

コミュニケーション能力:他部署との連携が必要な業務なので、専門的な内容をわかりやすく説明する力が求められると考えます。

ITスキル:会計ソフトの操作はもちろん、特に関数やピボットテーブルなどExcelのスキルも重要だと考えております。

さらに、以下のスキルも付加価値となります。

分析力:数字から問題点や改善点を見出す能力

計画性:締切管理や優先順位付けの能力

学習意欲:会計基準の変更などへの対応力

これらのスキルについて、できれば具体的な経験と結びつけて説明できると、より説得力が増します。

ストレスの多い状況でどのように対応しますか?

経理の仕事では、月末や決算期など、締切に追われる場面が多くあります。

そのため、ストレス管理能力は重要なスキルの一つとして評価されます。

具体的な対応策として、以下のような点を挙げましょう。

タイムマネジメント:優先順位をつけて計画的に進め、早め早めのスケジュール管理で常に冷静に対処できるよう心がけます。

コミュニケーション:日頃から報告や相談を心がけ、チーム内での協力体制を築くことを意識します。

セルフケア:業務と休息のメリハリをつけ、心身のコンディションを整えるようにしています。

また、過去の経験から学んだストレス対処法があれば、具体例として挙げると効果的です。

「前職では、業務の可視化とチェックリストの作成で、締切り直前の混乱を防いでいました」といった実例は説得力があります。

未経験者向けの面接準備

未経験から経理に転職する際に必要な面接準備について紹介します。

自己PRの練習

自己PRは2分程度で簡潔にまとめ、面接官に分かりやすく伝えることが重要です。

まずは、自分の強みを具体的に整理しましょう。

前職での成果や、経理を目指すきっかけとなった経験を時系列でまとめると、話がしやすくなります。

例えば、一般事務での正確な事務処理能力、チームでの協調性、数字への関心など、経理職に活かせる要素を挙げていきます。

また、現在取り組んでいる資格取得や自己学習についても触れると、向上心をアピールできるでしょう。

声に出して練習することでより自然な話し方が身につき、言い回しの改善点も見つかるので、家族や友人に聞いてもらうのもおすすめです。

企業についてのリサーチ

志望する企業の事業内容や特徴を理解することは、面接を成功させるために重要なポイントです。

企業のホームページはもちろん、ニュースリリースや決算情報にも目を通しましょう。

特に経理職を志望する場合、企業の財務状況への関心は必須です。

有価証券報告書を読み、業績の推移や今後の展望について自分なりの考えを持っておくと良いでしょう。

また、企業の経営理念や価値観も重要な要素です。

自分の考え方との共通点を見つけて志望動機に組み込み、「同業他社ではなくその企業でなければならない理由」を伝えましょう。

経理の基本知識の習得

未経験でも、基本的な経理の知識は必要不可欠です。

まずは日商簿記3級から始めるのがおすすめです。

簿記の勉強を通じて、取引の仕訳や財務諸表の基礎を理解することができます。

「勘定科目」「貸方・借方」「損益計算書・貸借対照表」など、基本的な経理用語の意味も理解しておきましょう。

また、会計ソフトの知識も大切です。

会計ソフトではどんなことができるのか、主要な会計ソフトの名前や基本的な機能について調べておき、面接では、実際の業務をイメージして具体的に会話できるようにしましょう。

逆質問で面接官に好印象を与える方法

面接の最後に、「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれることがあります。

この逆質問は、応募者の意欲を見極めたり、より相互理解を深めたりする目的で行われます。

ここでは、逆質問での回答に適した内容や、自己アピールに繋がる回答例を紹介します。

面接で逆質問するべき内容

経理部門の具体的な業務内容について質問するのがおすすめです。

「入社後に担当するのはどのような業務ですか?」

「月次決算の際のスケジュールはどのように組まれていますか?」

といった実務的な質問は好印象です。

また、入社後の研修制度や資格取得支援制度など、教育体制について聞いてみるのも良いでしょう。

ただし、あまりに深く聞いてしまうと、「制度頼みで自分で勉強する気がない」という印象を与えてしまうので、注意が必要です。

調べればすぐに分かるようなことは聞かず、2〜3個程度に絞って簡潔に質問しましょう。

自己アピールに繋がる逆質問の例

「入社前に準備しておくことはありますか?」

「扱えるようにしておく会計ソフトは何ですか?」

といった内容を質問すると、意欲の高さをアピールできます。

質問の回答に合わせて、今後の取り組みを具体的に提示できればさらに良いでしょう。

また、経理部門の今後の課題について質問すると、問題意識の高さをアピールできます。

例えば「RPA導入などで業務効率化を進めていると伺いましたが、具体的にはどのような取り組みをされていますか」のように企業研究で得た情報をもとに質問すると、熱意も伝わりやすいでしょう。

面接成功のための秘訣

良い第一印象を与える方法

「人は見た目が9割」というように、第一印象は面接の結果を大きく左右します。

まずは清潔感のある服装選びから始めましょう。

スーツは着慣れていないと不自然になりがちなので、面接前に着用して過ごしてみることをおすすめします。

靴は必ず磨き、髪型も顔が明るく見えるようにセットします。

入室時には、大きな声で「失礼いたします」と挨拶をし、話す時はハキハキと話すようにしましょう。

着席時は背筋を伸ばし、面接官の目を見て話すことで、誠実さが伝わります。

どうしても緊張してしまうものですが、なるべく自然な笑顔を意識しましょう。

自信をもって話すコツ

早口になってしまうと、焦っている印象を与えてしまうので、ゆっくりと丁寧に話すことを心がけましょう。

話す内容は、事前に練習して頭の中で整理しておくことが大切です。

模範回答を一字一句暗記して話しても思いが伝わらないので、自分の言葉で伝えるようにしましょう。

もしも分からないことを聞かれたら、「申し訳ありません、その点は勉強不足でした」と正直に伝えます。

「その点について、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか」といった形で質問を返し、コミュニケーションを取りながら会話を続けましょう。

経理未経験でも、学ぶ意欲と向上心を積極的にアピールすることがポイントです。

面接後のサンクスメールの書き方

面接が終わったら、その日のうちにお礼のメールを送りましょう。

「面接のお時間をいただきありがとうございました(◯月◯日氏名)」など、シンプルな件名に、本文では、面接でのやり取りに触れながら、改めて入社への意欲を伝えます。

「具体的な業務内容についてお話を伺い、より一層御社で働きたいと感じました」といった形です。

長文になると先方の負担になってしまうので、簡潔にまとめることがポイントです。

文面は簡潔かつ丁寧に、誤字脱字がないよう何度も確認しましょう。

次のステップに向けた準備

面接後は、質問された内容や自分の回答を必ずメモしておき、改善点があれば、次の機会に活かせるよう準備しましょう。

また、面接での会話を通じて気づいた自身の課題に向き合うことも大切です。

例えば、「もっと経理の知識を深める必要がある」と感じたら、すぐに勉強を始めます。

もし不採用になった場合でも、その経験を次の機会に活かせるでしょう。

転職エージェントでは、自身の状況に応じて、面接のコツや準備するべきことなどのアドバイスがもらえるので、転職エージェントの利用もおすすめです。

未経験の経理転職ならとんがりコラボ

この記事では、経理職の面接でよく出る質問への回答や成功への秘訣を紹介しました。

未経験から経理への転職を成功させるためには、経理職の求人が豊富な転職エージェントを利用するのがおすすめです。

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