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未経験から経理で働くのは難しい?難しい理由や転職成功のポイントを解説!

2025/02/10

就職活動(就活・転職)

経理職への転職に興味があっても、「経理って難しそう…」「未経験だと無理かな?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

確かに、経理は専門的な知識が必要な職種ですが、現代ではパソコンが好きであれば未経験からでも十分チャレンジできる職種です。

この記事では、経理への転職を成功させるコツを分かりやすく解説していきます。

経理未経験の方に役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

未経験では経理への採用はされない?

女性 悩み

経理の求人を見ると「即戦力募集」「経験者優遇」などの文字が目立ちますよね。

ですが、「未経験者はまったく採用されない」というわけではありません。

パソコンのスキルそして簿記3級程度の資格、最後に意欲が高ければ、未経験でも十分にチャンスがあります。

経験者と未経験者の違いについて

1つ目は「経理ならではの視点」があるかどうかです。

例えば、経験者なら「この経費は本当に必要?」「売上の請求、漏れてない?」といったチェックが自然とできます。

2つ目は「お金を扱う責任感」です。

経験者は、振込1件、請求書1枚にも慎重さが大切です。なぜなら、ちょっとしたミスが大きな問題につながる可能性を知っているから。

経験を積めば自然と身についていくものではありますが、未経験の方は、最初はこういった感覚が掴めていないかもしれません。

未経験から経理への転職が難しい理由

キャリアウーマン

未経験から経理への転職が難しいと言われるのは、次のような理由が挙げられます。

事務職全体の求人倍率が高い

事務職は多くの人が希望する人気の職種で、経理を含む事務系の求人には多くの応募が集まります。

特に大手企業の事務職では、経験者を優遇する場合が多いので、未経験者にとってはより厳しい競争となってしまうでしょう。

一方で、中小企業やスタートアップ企業では、未経験者の採用に積極的な企業も多くあります。

パソコンスキルや正確に作業ができる能力をアピールできれば、未経験からでも採用してもらえるチャンスは十分あるでしょう。

経理職の人員欠員が少ない

経理は、一般的に少人数で運営されることが多い部門です。

また、経理職の傾向として、一つの職場で長く働くタイプの人が多いので、新たな求人が出るのは、退職や事業拡大などの限られたタイミングとなります。

もし求人が出たとしても、経験者を募集する企業が多く、未経験者向けの求人はさらに限定されてしまうのです。

とはいえ、未経験者の採用に前向きな企業もあり、新人教育に時間を割ける時期に求人を出すことがあるので、年末年始は避けて2月から10月くらいを狙って活動しましょう。

仕事内容の専門性が高い

経理の仕事には、簿記や会計の専門知識が求められ、日々の取引記録から、月次決算、年次決算まで、ミスなく正確な処理を行う必要があります。

会計システムの操作スキルも必要となってきますし、税務申告や監査対応など、より高度な業務では、専門知識に基づいた的確な判断が欠かせません。

こうした専門性の高さが、未経験者にとって大きな壁となってしまうことも事実です。

未経験から経理を目指す場合は、日商簿記検定3級できれば2級などの資格取得を通じて基礎知識を身につけておくのがおすすめです。

即戦力を求めている

中途採用では、多くの企業が、すぐに実務を担当できるレベルの人材を求めています。

特に、経理担当者の退職に伴う補充の場合は、即戦力が重視されます。

決算期など繁忙期を控えた企業では、一から教育している時間的余裕もないので、即戦力となる経験者が優先されやすい傾向にあります。

ただし、未経験でも、基本的な経理の知識と、意欲や向上心があることをしっかりとアピールできれば、将来性を見込んで採用される可能性が高いでしょう。

経理に向いている人の特徴

では、どんな人が経理に向いているのでしょうか。

ここからは、経理に向いている人の傾向を紹介します。

数字に苦手意識がない人

経理の仕事では日常的に数字を扱うため、数字に苦手意識のない人が向いています。

ただし、「計算が得意でないと務まらない」という意味ではありません。

実務では、Excelや会計ソフトが正しく計算をしてくれるので、計算が得意でなくても大丈夫です。

とはいえ、業務では毎日細かい数字を見続ける必要があるので、数字を扱うこと自体に抵抗があるようだと苦痛を感じてしまうかもしれません。

売上や経費などの数字に興味を持って取り組める人なら、楽しく仕事ができるでしょう。

人とコミュニケーションをとることが好きな人

経理は、デスクワークのイメージが強い職種ですが、実は社内外でのコミュニケーションが多く求められる仕事です。

そのため、人とコミュニケーションを取る事が好きな人に向いています。

経費精算では他部署の社員と、支払業務では取引先と、そのほかにも経営層への報告や監査法人や税理士との対応など、様々なやり取りが発生します。

特に、数字の意味を分かりやすく説明する力が求められ、経理の知識がない相手にも要点を正確に伝えられる力が重要になります。

正確に作業を進められる人

経理は会社のお金を扱う仕事であり、原則ミスは許されません。

振込作業や請求書の発行、帳簿の作成など、1円の誤差も許されない業務が多いので、常に細かなチェックを欠かさない慎重な性格の人が向いています。

また、毎月の締め作業や年度末の決算、各種税金の申告など、決められた期限を必ず守らなければいけない業務も多く存在します。

そのため、ミスなく計画的に作業を進め、期限内に確実に業務を遂行できる人が向いています。

責任感の強い人

経理は会社の経営を数字で支える、非常に重要なポジションです。

数字が間違っていると、経営判断を誤ってしまう原因にもなるので、自分の仕事に責任を持って取り組める人が求められます。

特に資金繰りや税務申告といった会社の存続にかかわる業務では、期限に遅れると、取引先との関係悪化や法令違反に発展してしまう恐れがあります。

また、会社の機密情報も多く扱うので、高い倫理観も求められるでしょう。

こうした重要性を理解したうえで、誠実に責任感を持って働ける人が向いています。

未経験の経理転職を成功させるポイント

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未経験からは難しいと言われることもある経理への転職ですが、しっかりと対策をすれば採用の可能性が高まります。

ここからは、未経験から経理への転職を成功させるためのポイントを紹介します。

未経験可の求人に応募する

未経験から経理職を目指すなら、まずは「未経験可」や「経理事務」の求人を探すことから始めましょう。

特に、中小企業やスタートアップ企業は、未経験者の採用に前向きな傾向があります。

また、経理アシスタントのポジションは、基礎から学べる環境が整っていることも多く、事務からスタートして徐々に経理業務に携わっていくという道もあります。

ただ、未経験可の求人といっても、選考では他の未経験者との競争になるので、パソコンスキルや事務経験など自分の強みをきちんとアピールすることが大切です。

事務処理能力をアピールする

経理の仕事には事務作業が多く、特に未経験者の場合は、会計ソフトへの入力や伝票のファイリングなどの事務的な業務から任されることが一般的です。

そのため、一般事務や営業事務などの経験があれば、大きなアピールポイントになります。

データ入力や資料作成などの基本的な事務スキル、Excelやタッチタイピングなどの基本的なPCスキルがあることも重要です。

事務作業の正確性やスピードは、経理の仕事でも活かせる強みなので、これまでの職場で培ってきた事務処理能力を積極的にアピールしましょう。

ビジネスコミュニケーション能力をアピールする

一人で黙々とデスクワークをしている印象もある経理ですが、実は多方面とのコミュニケーションが求められる職種です。

他部署へのヒアリング、経営層への数字の報告、監査法人との折衝など様々な場面で、分かりやすく説明する力や、相手の要望を汲み取る力が求められます。

そのため、相手の立場に立って説明できる能力や、円滑な人間関係を築ける力は、経理部門でも重宝されます。

営業経験がある場合などは、これまで培ってきたコミュニケーション能力を具体的にアピールしましょう。

簿記2級以上を取得する

経理職への転職では、日商簿記2級以上の資格保有が大きな武器になります。

簿記2級以上があれば、企業の経理実務に必要な基礎知識が身についていると評価され、「未経験でも戦力になれる」と判断されることも多いのです。

資格取得が間に合わない場合でも、「現在、簿記2級の勉強中です」と学習意欲をアピールすると良いでしょう。

ただし、簿記2級の取得は決して簡単とはいえないので、まずは3級で基礎を固めてから2級にチャレンジするのがおすすめです。

セミナーに参加する

とんがりコラボでは、20.30代の経理未経験者を対象に無料のオフラインセミナーを定期的に開講しています。

セミナーは経理・会計の実務経験者が講師となり、現場のリアルな話や実務について学ぶことができます。

また、経理専門の人材紹介会社が運営しているので、セミナー以外にも業界に精通したアドバイザーが就職の相談サポートも無料で承っています。

経理の業務内容や実務について知りたい方は、是非お問い合わせください。

経理未経験の方の主な転職先

オフィス

未経験から経理職を目指す場合の、主な転職先を紹介します。

大手企業の管理部門

大手企業の管理部門は研修制度が充実しているので、未経験者でも段階的に知識やスキルを身につけられる環境が整っているのが特徴です。

ただし、新卒採用が中心の大手企業では、中途採用枠は限られており競争率も高いため、簿記の資格取得などの入念な準備が必要です。

面接では、長期的なキャリアビジョンもしっかり説明できるようにしておきましょう。

非上場の中小企業

中小企業は、未経験者の採用に比較的オープンな傾向があります。

少人数体制なので、入社後すぐに実践的な業務に携われることも魅力です。

また、経理、総務、人事など管理部門全般の業務を経験できる機会が多く、幅広い業務を任されることでキャリアアップにもつながりやすくなるでしょう。

経営者と直接やり取りする機会も多く、経営感覚を養いやすい環境といえます。

ただし、教育制度が整っていない場合もあるので、簿記の資格取得や実務知識の習得など、自ら積極的に学ぶ姿勢が求められます。

会計事務所・税理士事務所

会計事務所や税理士事務所は、複数の企業の会計処理を担当することで、幅広い実務経験を積めるので、経理の基礎を学ぶには最適な環境です。

特に、決算業務は多くの企業が会計事務所に依頼するので、短期間で集中的に経験を積めます。

その分、繁忙期は業務が集中するので、仕事と勉強を両立できる体力と意欲が必要になってきます。

将来の選択肢としても、企業の経理部門や税理士資格の取得など、様々なキャリアパスが考えられます。

未経験から経理の採用を目指すには?

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未経験から経理職を目指すには、具体的にどうすればいいのでしょうか。

3つの方法を紹介します。

社内での部署異動を希望する

すでに働いている会社で、経理部門への異動を目指すのも有効な方法です。

社内の仕組みや文化を理解していることは、大きなアドバンテージとなりますし、経理部門の上司や先輩とすでに面識があれば、相談もしやすいでしょう。

まずは、上司との定期面談などで、経理部門への興味を伝えてみるのがおすすめです。

現在の部署での経験を経理でも活かせることを具体的に説明できれば、説得力が増します。

その際は、簿記の資格取得に向けて勉強していることもあわせてアピールしましょう。

転職サイトから探す

転職サイトには、経理未経験者向けの求人も多く掲載されています。

「未経験可」「経理事務」「経理アシスタント」などのキーワードで検索すると、該当する求人が見つかりやすいです。

また、求人情報以外にも、年収相場や必要なスキル、転職成功事例など参考になる情報が豊富にあるのも転職サイトの特徴です。

経理や事務は人気の職種なので、興味がある求人を見つけたらすぐにアクションを起こすことがポイントです。

定期的に転職サイトをチェックして、タイミングを逃さないようにしましょう。

転職エージェントを利用する

転職エージェントは、一人ひとりに適した求人の紹介から、応募書類の添削、面接対策まで手厚いサポートを受けられるのが特徴です。

経験豊富なキャリアアドバイザーが、応募者の経験やスキルを丁寧に分析し、非公開の求人情報や、未経験者の採用に積極的な企業を紹介してくれます。

また、応募書類の作成では、強みを最大限にアピールできるように、面接対策では企業が求める人物像に合わせた受け答えができるようにアドバイスをしてくれます。

また、内定後の調整まで(年収交渉など)一貫したサポートを受けられるのも大きなメリットです。

未経験の経理転職ならとんがりコラボ

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未経験からの経理転職は、確かにハードルはありますが、しっかりと準備をすれば十分可能です。

未経験から経理への転職を成功させるためには、経理職の求人が豊富な転職エージェントを利用するのがおすすめです。

とんがりコラボは、未経験からの経理転職に特化した転職エージェントです。

経理職に精通したアドバイザーが長期的なキャリア形成を考えたサポートから、面接対策、内定まで伴走します。

また、定期的に無料オフラインセミナーやYouTubeチャンネルもありますので、是非ご活用ください。

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